デザイナーは髭を剃れ

CG

ヒゲを伸ばしているデザイナーが多すぎませんか?

私の職場はCG制作の現場だったのですが、

ヒゲを伸ばしている人が多かったです。

それはオシャレにしろ無造作にしろ。

なぜデザイナーはヒゲを伸ばしているんでしょうか?

こちらは以前見かけたバズTweet。

とのこと。

これもひとつの真実だと思います。

しかし、デザイナーがヒゲを伸ばしている理由は

“ヒゲが伸びるから”

だけなのでしょうか?

今回は「デザイナーのヒゲ」についてもう少し考えてみたいと思います。

なぜデザイナーのヒゲは伸びているのか

ひとつに労働時間があげられます。

私がいた職はCGデザイナーに分類されるのですが、

労働時間、長かったです。

残業が常態化している

みなし残業代って知っていますか?

一般企業では残業をするとその分残業代が出るようですが、

みなし残業代を採用している会社では、残業をしてもしていなくても

残業をしていたとみなして給料が出ます。

一瞬、お得に感じますが、

その実態は

残業するのがデフォですよ

ということです。

このみなし残業だけでも長時間労働の根拠としていいのですが、、

他にも、36協定という労働基準の残業時間を例外にする制度をとっていたり、

とにかく残業することが業界で常態化しています!

残業が常態化する要因に関してはCG業界に存在する3つの宗教という記事で書いています。。

長時間労働によってデザイナーのヒゲは伸びている!!

話が戻りますが、

長時間労働によってデザイナーのヒゲは伸びているという説ですね。

長時間労働は生活をないがしろにしていきます。

食事は時間がないから朝昼晩コンビニで買ってデスクで食べる。

睡眠に関しても、徹夜もしくは終電帰り。

そして家に帰ると気絶するように眠る毎日。

私が入社した頃はすでに労基署の指導が入った後だったので徹夜は原則禁止になっていました。

しかし、それでも毎日3時間残業するのが当たり前となっており

  • 激しい動悸を感じる
  • 眠れなくなる
  • 突然涙が出る

などの異常が出るようになってきました。

私には無理な労働時間だったのでその会社は辞めてしまったのですが、

転職を繰り返し流れ着いた上司に言わせると、

「他と比べたらここは天国だよ」

とのことでした。

また話が逸れてしまいましたが

それぐらい長時間労働ですので、

風呂に入らない日も当然あります。

食事も睡眠も風呂もおろそかになっているのにヒゲだけ剃るのもおかしい話です。

特にデザイナーは個人で営業でもしない限り社外の人間とも会いません。

そんなわけでデザイナーのヒゲが伸びていくわけですね。

整っていないヒゲと整えられたヒゲ

デザイナーのヒゲにも、整っているヒゲと整っていないヒゲがあります。

この2種類の違いは何でしょうか?

まずはじめに、前提としたいことがあります。

それは「整っていないヒゲなくして整っているヒゲは生まれない」

ということです。

つまり順序的には、

整っていないヒゲが生える

↓

ヒゲを整える

↓

整っているヒゲになる

という順にヒゲは進化していきます。

このヒゲ時系列とデザイナーのキャリア時系列を照らし合わせると、

ある推測が立てられそうです。

この2種類のヒゲをもう少し見ていきます。

整っていないヒゲ

前項、「なぜデザイナーのヒゲは伸びているのか」で解説した通り、

整っていないヒゲは長時間労働から生活習慣が崩れていくことによって発生しています。

剃る時間が無くて伸びているだけなのですから整えられるはずもないですよね。

整っていないヒゲは生活がボロボロになるまで仕事に身を捧げているヒゲなので、整っていないヒゲをあまり責めないであげてください。

整っていないヒゲはがんばっています!

でも整っていないヒゲは清潔感が無いしモテないし今すぐ剃ったほうがいいと思います。

デザイナーはヒゲを剃れ

整えられたヒゲ

整えられたヒゲは整っていないヒゲの進化系です。

長時間労働でヒゲが伸びたデザイナーたちはキャリアを重ねていきます。

キャリアを重ねていくと、ただソフトウェアと向かい合うだけの業務内容ではなくなっていきます。

  • 会議の参加
  • クライアントや外注との打ち合わせ
  • 営業

など人と対面し話し合う機会が増えていきます。

となると、ヒゲが伸びっぱなしの清潔感の無い見た目のままではいかなくなっていくわけですね。

ここで分岐が発生します。それは

  • ヒゲを全て剃るのか
  • ヒゲを整えるのか

という2つの選択。

この分岐を乗り越えて、ヒゲを整えることを選択した者が

整ったヒゲデザイナーとなります。

ヒゲデザイナーに関する考察

なぜヒゲデザイナーはヒゲを剃らず、ヒゲを整えてヒゲデザイナーとなる道を選んだのでしょうか?

そこにはいくつかの理由が考えられます。

  • 全て剃ると毎日剃り続けなくてはならなくなるため
  • ヒゲを剃らなくても整えていればオシャレに見えるため
  • オシャレなヒゲに憧れがあったため
  • 特徴的なヒゲの方が顔を覚えてもらえるため
  • ヒゲが濃くて剃っても剃りきれないため

ざっと思いついた理由ですが、ほとんどはこの中で当てはまるでしょう。

しかし、上に挙げた理由のどれでもない、かつ、

ヒゲデザイナー本人も自覚していないヒゲを剃らない理由を

ひとつの仮説として私は提示します。

それは、

苦労した過去の勲章として残したいからヒゲを剃らなかったのではないか

ということです。

寝食を犠牲にして苦しい思いをしたあの時期があったから今の自分がある。

ヒゲが伸びていくこともいとわず時間を仕事につぎ込んだ日々。

何日も徹夜を経験したオレの方が徹夜を経験していなかった頃よりも優れている。

その勲章として、象徴として、ヒゲが残っている。

そういった思いから、ヒゲを剃れなかったのではないか?

連日の徹夜を経験したかどうか、寝食を犠牲にして働いた時期があるのか

それを見た目に反映してくれているものはヒゲ以外にはありません。

もちろん、誰も「あぁ、ヒゲが伸びているってことは苦労した過去があるんだ」

とは思いませんが、

ヒゲとともに過去を乗り越えた誇りを顔面にたくわえている可能性は大いにあると

私は思っています。

あなたの身の回りのヒゲデザイナーたちにはそういった気配がないか、よく観察していってみてほしいです。

  • あの頃の苦労があったから多少の苦労も乗り越えられる
  • 昔に比べたら今はまだ楽
  • あんなに苦しかったけどなんとかなったから今回もなんとかなるだろう

こんなことを言っていたら、疑ってみるべきでしょう。

デザイナーはヒゲを剃れ

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この記事を書いた人
意識の低いCGアニメーター

専門学校から大手CG映像制作会社に就職。

憧れのアニメに参加するも、炎上案件で残業まみれになり、
新卒後2年で転職。
現在はバーチャルYouTuber事業、VR事業に携わって働いている。

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